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2014年5月27日火曜日

映画「そして父になる」感想

「そして父になる」観終わった。

「そして父になる」wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E7%88%B6%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B

※この予告編はイマイチというか本編と印象違いますのであしからず

素晴らしい映画だった。
日本映画ってまだまだ世界で戦えるじゃんという気持ちにさせてくれます。



自分の子供が実は取り違えたられた他人の子供だった。その時父親としての自分はどうするのか...。
簡単に言うとそんなストーリーです。
全体的に淡々と進む映画なのだが、それだからこそ、日常と子供の取り違えという非日常のコントラストが上手に表現されていた。

まず凄いと思ったのが、子役の演技が自然なのにちゃんと演技もしている。細かい表情とかが素晴らしい。特に主人公の家族の最初の息子役の子の演技、演技というか何というかソレは凄かった。これは子役の演技力というのもあるだろうけど、何よりも監督の手腕だろう。素晴らしい。

主人公である福山雅治は作中で浮いている。それ自体が実は意味を持っていて、それこそがテーマになっている。素晴らしい。

セリフ回しが淡々としているのだが、それがしっかりと伏線になっていて、「そして父になる」という事を示唆しているのも素晴らしかった。

前述している終盤で福山雅治がある事で泣くシーンがあるのですが、そのシーンはを観て泣くのを我慢出来なかった。その後の子供に語りかけるシーン、そして最後の「パパ知ってる?」というセリフ。
そして父になる。という父になろうとした所での最後のあのセリフ。悲しくもそれが現実で、そしてその現実を現実として受け止めて父になるという。涙が止まらないです。

エンディングではハッキリとした決着は付かないのにスッキリとした気分に。

最高です。

少しでも興味が湧いた方は是非観てみてください。観るべき映画です。

※余談だけど取り違えた赤ちゃんって高確率で本当の親の元に帰るそうです。驚きました。

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